安全で安心できる飲料水を確保するためには浄水器の性能がとても大事です。多くのメーカーから様々な種類の浄水器が出ていますが、しっかりと性能を比較して選択するのが大切です。浄水器の性能の違いは不純物をどれだけ除去できるかという点にあります。種類としては蛇口取付型、タンク据え置き型、放射能除去型の3つに大きく分けられます。

不純物を除去する能力はフィルターの性能とフィルターを通す時間で決まるので、蛇口取付型よりもタンク据え置き型のほうが不純物を取り除けることになります。後はどれだけ不純物を取り除くことにこだわるかということになります。水道水のカルキ臭がなくなる程度であれば蛇口取付型で十分です。値段もこのタイプが一番安く済みます。

ただそれだけでは取り除けない成分もあるので、それらも除去するのであればタンク据え置き型を選ぶ必要があります。目的別でしっかりと比較をしないと性能が足りなかったり、過剰だったりということが出てきてしまいます。放射能除去型は少し特殊です。東日本大震災の後に注目されるようになったタイプです。

前に挙げた二つのタイプに比較しても段違いの性能を誇るとされています。しかしその性能には疑問点が多く、偽物もかなり多く出回っているようです。浄水器の押し売りという詐欺も横行しています。放射能除去型の性能を測ることは素人では難しいです。

説明書をしっかりと読み、信頼できるメーカーの人に話を聞くなどの対策が必要です。