浄水器と一口に言ってもその値段はさまざまであって、安いものなら100円ショップにも売っています。蛇口にちょっと取り付ければいいだけで、中に細かい石や綿などが入っています。そこに水道水を通すと、汚れが取り除かれてきれいな水が出てくるというものです。これなら非常に手軽ですし、何よりランニングコストがまったくかからないのがいいです。

電気代も必要なく、大きな汚れなら簡単に取り除くことができます。ただ、目に見えないレベルでの細かい雑菌などはそのフィルターをすり抜けてくるので、完全にきれいな水にすることはできません。性能の高い浄水器なら、泥水や人の尿ですらきれいにしてくれます。災害時には、どんな水でも飲料水に変えることができるので大変重宝します。

浄水器は商品によってそのシステムも違っています。活性炭を使ったものが今までの主流でしたが、新しいタイプの浄水方法も続々開発されています。逆浸透膜システムを使ったタイプの商品も実用化され、一般人でも購入可能となっています。高いものはそれこそ数百万円しますが、一般家庭で使えるものなら数千円から数万円というのがボリュームゾーンではないでしょうか。

近くのホームセンターに行けば売っていますし、百貨店や家電ショップでも購入は可能です。ただし、水道水は保健所の検査も通っていて飲料用として何も問題ないので、そのまま飲むのも悪くはないです。カルキ臭が気になるなら、煮沸をして冷ましてから飲むのもありです。